ONE CLIP FOOTBALL LAB. in NARA

主催 | ONE CLIP 株式会社 |
ゲスト | 守屋都弥 (エンジェルシティFC / 奈良県出身) (開催時:INAC神戸レオネッサ) 東口順昭(ガンバ大阪) 田中美南(ユタ・ロイヤルズFC) 谷晃生(FC町田ゼルビア) |
対象 | 奈良県のサッカー少年少女 約150名 |
会場 | ロートフィールド奈良(鴻池陸上競技場) |
日程 | 2025年1月5日(日) |
内容 | 13:00〜開会式・集合写真撮影 13:15〜トレーニング開始 15:15〜質疑応答、閉会式 |
参加費 | 無料 |
開会式

左から東口順昭、谷晃生、田中美南、守屋都弥
開会式では、イベントのスタートに先立ち、メインスポンサーである フジトランスポート株式会社の松岡様より、イベントへの熱い想いを語っていただきました。
続いて、守屋、東口、田中、谷から、トレーニングを通じて子供たちに伝えたい大切なメッセージや、成長の鍵となるポイントについての話がありました。さらに、イベントを支えてくださるスポンサー企業の皆様をご紹介。子供たちは、これからの未来をともに築いてくださる多くの方々の存在を知り、大きな励みとなる時間となりました。
奈良県初の催し
奈良県では初めてとなる「コーチ全員がサッカー日本代表経験者」という豪華なサッカーイベントで、地元のサッカーチームに所属する小学4〜6年生の約150名の子供たちが参加しました。
本クリニックでは、各コーチの得意分野を最大限に活かすため、4つのセクションに分けた特別なトレーニングを実施。参加者は、複数のプロサッカー選手から異なる技術を学ぶことができる、他のイベントにはない「ONE CLIP FOOTBALL LAB. 」ならではの画期的な取り組みを体験しました。
また、コーチたちを「サッカー博士」に見立て、さまざまな技術を研究し、繰り返し挑戦する、ということをコンセプトに、子供たちには失敗を繰り返しながら成功を掴むという、サッカーを上達させる上で大切なことを学んでもらいました。
この特別な1日を通じて、未来のサッカー選手たちが大きな1歩を踏み出す機会となりました。
PKセクション
「東口順昭」


東口と学ぶ「決めるPK」の極意
東口が担当したセクションでは、多くの小学生が苦手とする 「PK(ペナルティキック)」 にフォーカス。どうすればPKを確実に決められるのか? みんなで考え、研究しながら実践する特別なトレーニングが行われました。
まずは、普段あまり意識することのない ゴールキーパーの目線でPKを分析。東口と一緒にキッカーの動きを観察すると、「目線・助走の角度・軸足の向き」この3点から蹴る方向がキーパーに読まれると子供たちは気づきました。今までなんとなく蹴っていたPKを考えて蹴るPKに子供たちは変えていきました。
子供たちは各々、自分なりのキーパーの惑わせ方を試し、成功と失敗を繰り返しながら、ひとつひとつ成長していきました。キーパーもキッカーの気持ちに立ち、どう蹴ってくるのか?それに対してどう対応したら良いのか?自分の思った方向に蹴らせることは出来るのか?一球一球考えながら取り組みました。
「運」だけではない
最後は 「東口VS子供たち」のスペシャルPK対決!日本代表経験を持つ東口を相手にゴールを狙う真剣勝負。決まった瞬間の歓声、止められた悔しさ、全てが子供たちの貴重な経験になりました。
今回のトレーニングを通じ、PKは運だけでは無い、簡単だからこそより考えることが重要と学んだ子供たち。この経験が、今後の試合で自信持ってPKを蹴る・止める力につながっていくはずです。