2025.03.03

第4回YATTO SOCCER CLINIC in 鹿児島

主催ONE CLIP 株式会社
後援一般社団法人 鹿児島県サッカー協会
発起人遠藤保仁 (ガンバ大阪コーチ / 鹿児島県出身)
ゲスト徳重健太 (愛媛FC / 鹿児島県出身)
田中美南 (ユタ・ロイヤルズFC)
対象鹿児島県在住のサッカー少年少女
U9 約70名、 U12 約70名、合計約140名
会場鹿児島県立サッカー・ラグビー場
日程2024年12月16日(月)
内容18:00〜開会式・集合写真撮影
18:30〜トレーニング開始
20:00〜質疑応答、閉会式
参加費無料

開会式

約140名のサッカー少年少女が参加

地元・鹿児島から
多くのプロ選手を育てたい

 サッカークリニックに先立ち開催趣旨やオフィシャルパートナーの皆様を紹介させていただきました。今年で4回目となる本イベントは、定員100名に対し、応募総数は約200名以上とたくさんのサッカー少年少女が参加を希望するイベントとなっています。(最終参加人数約140名)

 遠藤にとって、今年は現役引退後、指導者として初めて故郷で開催するサッカークリニックとなりました。地元・鹿児島からより多くのプロサッカー選手が誕生することを願い、本イベントを続けている遠藤は、これまで以上に「育成」という意識を強く持っているようでした。

 開会式で遠藤は、「今日は楽しみながら、たくさん練習して学んでください」と子供たちにメッセージを送りました。

豪華コーチ陣による
セクショントレーニング

 今年は、鹿児島県出身の徳重健太に加え、サッカー女子日本代表のエース、田中美南をゲストに迎えました。遠藤、徳重、田中各コーチの得意なプレーを指導するため、全体を2セクションに分け、それぞれ違ったテーマで指導を実施、参加した子供たちにとって学びの多い1日となりました。

ウォーミングアップ

アップは体と心の準備運動

 アップでは、寒さで固くなっていた体と、緊張している子供たちの心をほぐすため、プロ選手も一緒になって体を動かし、笑い合うことで、心も体も暖めました。

シュートセクション
「田中美南」 

子供たちにシュートの実演をする 田中美南

日本代表のエースが行う意識改革 

 サッカー女子日本代表のエースストライカーである田中が担当したのは、「シュートセクション」名前の通り、ゴールを決める為に必要な技術を子供たちに指導しました。

 まずはシュートの基本でもある、蹴る足の位置、軸足の置き方、体の使い方をレクチャー、デモンストレーションも交えながら、丁寧に指導しました。また、試合中は止まっているボールをシュートするシーンがPKしかないため、パスを受けてトラップしたボールのシュート、ドリブルしながらのシュートなど、実戦で使えるシチュエーションのトレーニングを行いました。

 その中で、田中が強調していたのが、「常にゴールを意識して行動すること」でした。トラップもドリブルも、フリーランニングも、全てはゴールのためだと意識する。そうすることで、相手にとって脅威なFWになれると伝え、子供たちの意識改革を行いました。