
第2回 YATTO SOCCER CLINIC in 浜松
シュートセクション「宇佐美貴史」「福田湧矢」

シュートは3つの秘訣で強くなる
Jリーグの試合でも数々のゴールを決めてきた宇佐美と福田が担当するシュートセクションでは「強いシュートの打ち方」をテーマに指導をしました。
プロサッカー選手はなぜ強いシュートが打てるのか?その秘訣を「ボールを蹴る足のポイント」、「軸足の置き方」、「体の使い方」という3つの要点に絞って指導、全く新しい理論に基づいたトレーニングに、最初は難しさを感じている様子でしたが、すぐにシュート力が向上した選手もおり、子供たちの成長を感じられるトレーニングとなりました。
また、プロ選手両名は選手個々それぞれの課題を見つけアドバイスをするなど、親身になって指導。サポートに来た遠藤からからパスを受けてシュートを打つなど、子供たちは緊張しながらもとても高いモチベーションでトレーニングに励んでくれました。
ロングキックセクション
「鈴木雄斗」


何度も失敗し、自分の形を見つけていく
U12世代の多くが課題としているロングキックに焦点を当て、Jリーグを舞台に、サイドバックとしてクロスを武器に活躍する鈴木雄斗が指導を担当しました。
最初は、蹴る足の位置や、体の使い方、など、基礎中の基礎をみんなで確認しました。「ロングキックに力は必要ない」基礎練習を終えたところで、鈴木からは予想外のアドバイスがあり、「脱力」がボールに力を伝える、ということを子供たちは学びました。
また、ロングキックは「ボールを蹴りやすい位置にコントロールすることから始まる」という鈴木の大切にしているポイントに基づき、キックのコツだけでなく、飛んできたボールを正確にコントロールする技術も含めた総合的な指導を行いました。
今回のトレーニングを通じて、鈴木が最も口にしていた言葉は、「考える」でした。上手くいった時も、失敗した時も、なぜそうなったのかを考える、その繰り返しが成長への近道だということを伝えてました。キックだけでもたくさん考えることがあるサッカーというスポーツの難しさと、その面白さをこのトレーニングを通じて、子供たちは実感してくれたと思います。
失敗してOKとにかく練習すること、鈴木のアドバスに子供たちは失敗を恐れることなく、積極的にトレーニングに参加してくれていました 。
ディフェンスセクション「谷晃生」


原則原理に基づいた「考える」トレーニング
現日本代表ゴールキーパーであり、2024シーズンリーグ最多クリーンシートを記録した谷晃生が、サッカーの原則である「ゴールを守る」を子供たちと一緒に考えました。
この原理を数的不利な状況でも達成するにはどうすればよいか、オフェンス3人対 ディフェンス2人+ゴールキーパーというシチュエーションで繰り返し考え練習しました。ディフェンスの寄せのスピードは十分か、フリーの選手のケアは出来ているか、ゴールキーパの声を聞いて連携して守れているか、谷自身もトレーニングに参加しながら、場面場面を切り取り、子供たちに解説しながら指導を行いました。
また、ディフェンスのアドバイスをするだけでなく、「どのように攻められると守るのが難しいのか」という視点から、オフェンスチームの子供たちにもアドバイスを送りました。攻守両面において、キーパーの視点から学びとなる貴重なヒントを与えました。
このトレーニングは、常に攻守の切り替えが求められるので、子供たちは頭も体もフル稼働させ、大変だったかと思いますが、谷の言葉一つ一つに懸命に耳を傾け実践してくれました。その結果、強度の高いトレーニングを実施することができ、子供たちはそれぞれのチームでも活かすことの出来る学びを得たと思います。
プロ選手との「PK対決」

ワールドカップなどでも重要な要素として注目されている「PK」。日本で一番上手いと言われている遠藤と一緒に、大盛り上がりのPK合戦を行いました。
プロ同士の対決では、リーグ戦さながらの心理戦が行われ、キーパーが止めた際には、ストップの迫力と音に子供たちは目を輝かせながら、歓喜の声を上げていました。プロ選手から直接学ぶ機会が少ないPKについて、実演を交えながら学んでもらいました。
最後には各コーチと子供たちでチームを結成、選抜された子供たちが実際にPK合戦を行い、緊張感もありながら、とても盛り上がる対決となりました。楽しみながら、難しさを知る、本イベントの主旨に合う有意義な時間になりました。
このPK対決は、各メディアでもメインで扱われ、コロコロPKを披露した遠藤や、楽しそうな子供たちの様子を通じて、広く皆さんに知ってもらう事ができました。


